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FDA会長日記

(社)藤沢市歯科医師会会長の日記です。

今日のカイチョ

今日は午後から南部身障診療の当番でした。

南部身障班のC班に所属して12年が経過しました。

所属当時は、富田先生や小守先生と一緒の班でしたので、
緊張感の中で大変勉強をさせていただきました。

現在、首藤先生・菰田先生・小野田先生・丹羽先生
とご一緒させていただいており、色々と勉強をさせて
いただいております。

慣例ですと、会長になると身障担当医を辞退するの
ですが、私は今のところ継続して身障診療を実施したい
と考えております。

継続したい理由は、」以下の通りです。

開業しますと、代診以外で他の先生と診療を一緒にする
機会は激減します。

他の先生と診療を一緒にすると言うことは、自分の診療
スタイルやこだわりも知ってもらいつつ、他の先生の
技術や考え方を学べる良い機会だと思っています。

部会や委員会でお会いして事業的話の展開も大事ですが
歯科医師として本質の話をするには、やはり一緒に
診療にあたることではないででしょうか。

緊張も恥ずかしさもありますが、地域に根ざす開業医と
しては、大事な修行の場と考えて継続をしています。

また、障害者歯科診療をライフワークと考えている
私にとっては、大変勉強になるひと時なのです。

機会がありましたら、是非南北診療所を見学に来て
いただけたらと思います。

一緒に診療室に立つ醍醐味は、歯科医師会の存在意義の
重要な項目の1つだと考えております。

1つの症例を、皆で考え、診療計画を作り、毎週入れ替わりで
診療にあたる。

根底には歯科医師間の信頼とそれに応える知識と技術と責任感。

患者さんは、最高の治療を求め、診療所はそれに応える。

当たり前のこと。

それを実現するには、患者さんの抱え込みではなく、
担当医制とは言いつつも患者さんは担当歯科医のものでもない、
という患者さん主体性を損ねることの無い理念の上で、
診療所として全人的医療の提供を目指して行きたいものです。

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