
28日(土)は、茅ヶ崎・大和・藤沢合同の
東京歯科大学同窓会でした。

藤沢三歯会(松本・奥羽・東歯)の忘年会も
兼ねていました。
東京歯科20名が出席する会の中に、
ご出席いただいた松本3名、奥羽1名の先生には、
心より感謝申し上げます。
藤沢では、「家族的な付き合いで3校仲良くやりましょう」
という何方かのご挨拶を大事に思い、絆って行きましょう。
同級会だった先週に続く、同窓会。

優しくもあり、厳しくもある諸先輩。
でも、同じ目をして、同じ匂いのする諸先輩。
先輩あっての今の自分を再確認するとともに、
多感で、多動で、多情を持って、カルガモのように
先輩を見つめて青春を謳歌した学生時代を思い出し、
鼻の奥をツンとさせながら、有意義なひと時を過ごしました。
「吉野弘っていう詩人を知ってる?いい詩があるんだよ。」
と、初対面の茅ヶ崎の先輩に次の詩を紹介され、
熱く語っていただきました。
「祝婚歌」 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
吉野弘先生という詩人が、40代の時に出席できない姪御さんの
結婚のお祝いに贈った詩だそうです。
私が目指しているは「然」の生き方。
正に「御意」の胸が熱くなる、胸に残る詩でした。
そして、この詩の真反対な自分を見つけました。
それは、今の自分に存在する見え隠れする「おごり」
「正義・正論万能」の理屈展開を目指している自分。
この詩を、しっかり身に染み込ませたいと
強く思いつつ、歯科医師会、同窓会の存在意義を
再度確信しました。
どちらの会もその根幹にあるのは「人」との出会い。
その出会いをどう消化し、昇華させるか。
「人」と繋がり、「人」を育て、育てられ、
「人」の中で生きていることを実感し、
「人」として生きることを楽しく大事にする、
そんな雰囲気が溢れる歯科医師会になることを
願ってやまないカイチョでした。
東京歯科大学同窓会でした。

藤沢三歯会(松本・奥羽・東歯)の忘年会も
兼ねていました。
東京歯科20名が出席する会の中に、
ご出席いただいた松本3名、奥羽1名の先生には、
心より感謝申し上げます。
藤沢では、「家族的な付き合いで3校仲良くやりましょう」
という何方かのご挨拶を大事に思い、絆って行きましょう。
同級会だった先週に続く、同窓会。

優しくもあり、厳しくもある諸先輩。
でも、同じ目をして、同じ匂いのする諸先輩。
先輩あっての今の自分を再確認するとともに、
多感で、多動で、多情を持って、カルガモのように
先輩を見つめて青春を謳歌した学生時代を思い出し、
鼻の奥をツンとさせながら、有意義なひと時を過ごしました。
「吉野弘っていう詩人を知ってる?いい詩があるんだよ。」
と、初対面の茅ヶ崎の先輩に次の詩を紹介され、
熱く語っていただきました。
「祝婚歌」 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
吉野弘先生という詩人が、40代の時に出席できない姪御さんの
結婚のお祝いに贈った詩だそうです。
私が目指しているは「然」の生き方。
正に「御意」の胸が熱くなる、胸に残る詩でした。
そして、この詩の真反対な自分を見つけました。
それは、今の自分に存在する見え隠れする「おごり」
「正義・正論万能」の理屈展開を目指している自分。
この詩を、しっかり身に染み込ませたいと
強く思いつつ、歯科医師会、同窓会の存在意義を
再度確信しました。
どちらの会もその根幹にあるのは「人」との出会い。
その出会いをどう消化し、昇華させるか。
「人」と繋がり、「人」を育て、育てられ、
「人」の中で生きていることを実感し、
「人」として生きることを楽しく大事にする、
そんな雰囲気が溢れる歯科医師会になることを
願ってやまないカイチョでした。
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