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FDA会長日記

(社)藤沢市歯科医師会会長の日記です。

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ご冥福と無念

平成14年5月27日から平成24年1月16日まで
在宅療養のご支援を申し上げていた患者さんが
平成25年1月15日にその生涯を終えられました。

9年8ヶ月の間に246回訪問し、
「食べる」こと、「歌う」こと、
そして、「生活する」ことを
ご支援をさせていただきました。

もっとご支援申し上げられたのでは、
と言う後悔の念が浮かんで来てしまい、
自分の支援に対する総合力不足が無念で、
非常に残念でなりません。
(思い上がりもいい加減にしろですが)

ご家族の深い愛情に包まれ、
沢山のご友人、お知り合いに
支えられていた療養生活は、
最期を迎える恐怖感や無念さを
超越されていたと感じております。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

実は、
昨年1月を最後に訪問診療は
中断を余儀無くされました。

一昨年10月に、誤嚥性肺炎を発症し
救急病院に入院。
経鼻経管栄養、義歯はずしとなりました。

11月に療養型病院に転院され、
病院への訪問診療を再開しました。

嚥下評価、義歯装着を病院側に強く申し入れ、
口腔ケアの実施、義歯装着、摂食訓練を約束して
もらいました。

その後、
2週に1度病院を訪問して
口腔ケア・義歯装着・口腔機能・摂食状況等の
実施確認をしていました。

病院側に思うような対応が得られず
「経口摂取させるおつもりは無いのですか?」
と詰問をしておりましたところ、
主介護者の奥様が
「置いていただいているのだから、
病院側のやり方に従います」
と仰られ、無念ながら訪問中断となりました。

その日は、
ちょうど1年前の1月16日。

1年間、
自分の不甲斐なさを感じて過ごして参りました。

藤沢の在宅介護能力を持ってすれば
在宅療養にも十分対応出来ると思っていました。

奥様には、
お知り合い通してご帰宅を進言してもらいましたが
本人の状況から在宅での緊急対応や介護負担増は望まず
入院生活14ヶ月で最後を迎えることとなりました。

ご患者ご一家に取りましては、
もちろん、ご本人に取りましても
覚悟していた結末であり、
納得された看取りであった思います。

人生の運命と人の機微を感じています。

自分の親の時には出来なかったことを、
勝手に他人の患者さんに押し付け、
無念と思うことの生意気さに気付いた
会員トシでした。

心より、合掌です。
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まゆみ | URL | 2013年01月17日(Thu)22:12 [EDIT]


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